なぜ通信利用規制を実施するのですか?

現在、一部のお客様においてWinMXやWinnyに代表されるP2Pファイル交換ソフトによるデータ転送量が、1ユーザー様が利用する平均的なデータ転送量を著しく上回る状況が発生しております。結果として一部ユーザー様に通信が占有され、著しくサービスの公平性を欠く状況となっております。
この問題に対して、弊社は設備増強等で対応して参りましたが、全てのお客様に快適にサービスをご利用いただく事が難しい状況となっております。

このような著しくサービスの公平性を欠く状況を是正するため、P2Pファイル交換ソフトにおけるデータ転送量の上限を定める事にいたしました。

具体的な規制対象アプリケーションは何ですか?

代表的なものではWinny、Share、BitTorrent、WinMX/OpenNap互換アプリケーション、Gnutella互換アプリケーション等のP2Pファイル交換ソフトとなります。

(新しいP2Pソフトには随時対応いたします)

具体的にどのような通信規制となりますか?

P2Pファイル交換ソフトによる通信が極端に通信帯域を占有しないように、帯域に上限を設けます。具体的な数値につきましては、他アプリケーションによる通信量等を考慮しながら調整いたしますので非公開とさせていただきます。

P2Pファイル交換ソフトのみが規制対象となるのですか?

現在のところP2Pファイル交換ソフトのみを対象といたします。

P2Pファイル交換ソフトではないアプリケーションの通信に影響はありますか?

基本的にはありません。ご使用のアプリケーションがP2Pファイル交換ソフトの通信プロトコルを利用している場合はその限りではありません。

P2Pファイル交換ソフト以外のアプリケーションが規制対象となることはありますか?

今後、他のアプリケーションが著しく通信帯域を占有してしまう場合等には規制対象とさせていただく場合がありますので予めご了承くださいませ。

自分が規制対象になっているか教えてもらうことはできますか?

異常を感じられたソフトウェア名をお知らせいただき、そのソフトウェアが規制対象になっているかどうかを返答させていただきます。遅くなった原因が今回の通信利用規制ではない可能性もございますので、異常を感じられた場合はお問い合わせください。

今後、設備増強は行なわないということですか?

2008年10月に設備増強を予定しております。また、通信規制をもって、これまでの設備増強の方針を変更するということではございません。今回の措置により、設備増強の効果が全ユーザー様により平等に反映されると考えております。